米交流サイト大手フェイスブック(FB)は6日、ロシアと関連があるとみられるアカウントなどが今年5月までの2年間で、社会不和を増幅させるような内容や政治的な主張を含む計10万ドル(約1100万円)分の広告を出していたと発表した。
ロシアを巡っては、米大統領選干渉疑惑も取り沙汰されるが、今回の広告では大統領選で特定の候補者を後押しする内容はなかった。FBは今回の調査結果を米当局と共有しているという。
FBは広告を出していた約470のアカウントなどを使えない状態にした。広告は移民や人種、銃を持つ権利といった問題に関連し、見た人の意見が二分するような内容だった。(共同)