東洋ゴム、「空気なしタイヤ」初の試走 時速120キロ程度の高速走行可能に

東洋ゴム工業が開いた試走会で公開された、空気を入れる必要のない自動車用タイヤの試作品=8日午前、大阪府吹田市
東洋ゴム工業が開いた試走会で公開された、空気を入れる必要のない自動車用タイヤの試作品=8日午前、大阪府吹田市【拡大】

 東洋ゴム工業は8日、空気を入れる必要のない自動車用タイヤの試作品「noair(ノアイア)」を報道陣に公開した。パンクがなく安全性に優れ、空気を補充する手間もかからないため、次世代のタイヤとして期待される。実用化の時期は未定だが、早期の実現に向け開発を進めている。

 タイヤの空気が入る部分に樹脂でつくったエックス字型の支持棒50組を円形に並べ、自動車の重量を支えたり、路面からの衝撃を和らげたりする機能を持たせた。東洋ゴムは2006年に空気なしタイヤの研究を開始。耐久性の向上や騒音低減に向け、樹脂の形状を工夫してきた。

 これまでの試作品は中低速での走行が中心だったが、今回は「時速120キロ程度の高速での走行に耐えるものができた」(開発担当者)という。従来の試作品に比べ、耐久性も8倍超に向上させた。

 大阪府吹田市の万博記念公園内で、実際に乗用車に装着して試走も実施。試走を公開するのは業界で初めて。ただ現在は空気なしタイヤに関する基準がなく、公道は走れないという。

 空気なしタイヤは、ブリヂストンなど他のメーカーも、空気の入った通常のタイヤと同程度の機能を持つ製品の実現に向け、開発競争を繰り広げている。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。