【フジテレビ商品研究所 これは優れモノ】「キユーピーライト」 (1/4ページ)

工場での割卵の様子。自動の割卵機が1分間に600個の卵を割り、卵黄と卵白に分ける
工場での割卵の様子。自動の割卵機が1分間に600個の卵を割り、卵黄と卵白に分ける【拡大】

  • 「キユーピーライト(80%カロリーカット)」。大さじ1杯(15グラム)当たり20キロカロリーで、従来品100キロカロリーの20%に低減されている。内容量310グラム、参考小売価格307円(税込み)。
  • 1925年の発売当初のキユーピーマヨネーズの瓶。当時、マヨネーズは珍しくポマードと間違えられたという

 □キユーピー マヨネーズタイプ調味料「キユーピーライト(80%カロリーカット)」

 ■卵香味油でコクとうま味引き出す

 健康ブームの中で、野菜が改めて見直されている。東京都内にはサラダをメインディッシュにしている専門店もあるほど。今回の「これは優れモノ」は、食卓でサラダソースとして愛され続けている調味料を取材した。

 「マヨネーズは、私たち作り手が考える以上にいろいろな料理に使われています」と調味料としての万能性を強調するのは、キユーピー家庭用本部マヨネーズ・マヨ類チームの渡辺智子さん(41)。

 渡辺さんはスープやパスタソースの担当を経て、2年前からマヨネーズなどの企画・開発に携わっている。

 マヨネーズはサラダにかけるだけでなく、料理の下ごしらえなどに欠かせない万能調味料だ。同社が日本初のマヨネーズを誕生させたのは、1925(大正14)年。以来、看板商品としてマヨネーズといえばキユーピーというブランドを確立させてきた。それだけに、「マヨネーズ類のリニューアルや新商品開発などでは、他の商品以上に気を使います」と渡辺さんは話す。

 ◆二律背反する命題に挑む

 マヨネーズ発祥の地は、地中海に浮かぶスペイン領のメノルカ島。18世紀に、この島の港町マオンの料理店で出されたソースがパリに渡り、マオンのソースとして評判になった。このソースが、やがて「Mayonnaise(マヨネーズ)」と呼ばれ世界に広まったという。

 「わが社の創業者は、日本人の体格向上を願って、米国で見た栄養価の高いマヨネーズの独自開発を志しました」(渡辺さん)。マヨネーズの原料は、卵、植物油、酢、塩の4つ。特に卵は鮮度の良さや鶏の健康状態が重要という。

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