関電、オリックス電力を買収 首都圏で顧客拡大へ

 関西電力は11日、オリックス子会社のオリックス電力が首都圏を中心に展開するマンション向け電力一括販売事業を10月31日に買収すると発表した。今月5日に契約を締結。買収額は非公表だが、170億円程度とみられる。関電は国内最大市場の首都圏で顧客拡大の足がかりにしたい考え。

 オリックス電力が会社分割によって、事業を継承する新会社「Next Power(ネクストパワー)」を設立し、関電が新会社の全株式を取得する。

 オリックス電力の顧客数は首都圏(6万3千件)と関西(1万3千件)を中心に約8万件にのぼる。関電は来年3月末までに首都圏で10万件の顧客獲得を目標としているが、現在は1万5千件にとどまっている。オリックス電力の首都圏の顧客を合わせると7万8千件まで増加する。

 関電が11日開いた記者会見で、お客さま本部リビング営業グループの野中博之チーフマネジャーは「10万件の目標を達成すべく努力していく」と述べた。