JR西、国内初の検査車を試験導入 線路の異常、自動で検知

枕木やレールの不具合を画像解析によって自動的に見つけ出すJR西日本の新たな検査車両=11日午後、神戸市
枕木やレールの不具合を画像解析によって自動的に見つけ出すJR西日本の新たな検査車両=11日午後、神戸市【拡大】

  • 枕木やレールの不具合を画像解析によって自動的に見つけ出す検査装置=11日午後、神戸市
  • 検査車両内のモニターに映し出されたレールや枕木の画像=11日午後、神戸市

 枕木やレールの不具合を画像解析によって自動的に見つけ出す検査車両が、国内で初めて山陽新幹線に試験導入され、JR西日本が11日、神戸市西区の保守基地で報道陣に公開した。

 車両は全長約16メートルで、車体下部にイタリア製の2種類の検査装置を搭載。夜間の検査時に動力車がけん引して、計7台のカメラが枕木やレールをさまざまな方向から撮影、ひび割れや金具のゆるみを自動的に検知する。

 従来は係員が歩いて目視しているため、点検できる距離は1時間に2キロ程度だが、この車両は1時間に50キロ検査できるという。JR西は今後、目視による検査と併用して性能を確かめ、4~5年後の実用化を目指す。将来的には、在来線や北陸新幹線への導入も検討している。

 同社の担当者は「労働人口が減る中、機械の力も借り、将来にわたり安全で安定した新幹線運行に努めたい」と話した。

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