【現場の風】丹青社 東日本大震災の被災施設復旧に尽力 企業や人とのつながり今後も生かす (1/2ページ)


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 □丹青社取締役・森永倫夫さん(54)

 --東日本大震災の発生から6年半となった

 「空間づくりでかかわった博物館や産業施設なども被災し、その復旧作業に取り組む中、われわれが手伝えることはないかと2011年秋に東北復興プロジェクトを立ち上げ、責任者になった。被災施設の復旧は担当した各事業部が行ったが、その際に収集した情報は他の顧客にも役立つことがある。その情報を部門横断的に一元化し復旧・復興に生かすのがプロジェクトの位置付けだ。企業や人とのつながりもできたので今後も生かしていく」

 --復旧・復興への貢献は

 「プロジェクトに売り上げ・利益目標はなく、被災地域に役立つことをやってきた。そのアクションの一つが8月24、25日に東京本社がある品川シーズンテラス(東京都品川区)で開催した『今こそ応援!東北復興イベント』。被災地の大きなテーマである交流人口拡大について考えるシンポジウムは満席となり、被災地産品直売会も目標を上回る売り上げを達成し、好評だった」

 --被災地におけるアクションとして実現したことは

 「大手企業と被災地域企業をつなぐ復興庁の地域復興マッチング『結の場』に参加し、気仙沼市(宮城県)の『サメの街気仙沼構想推進協議会』を支援。アイデア提供や展示会ブースのデザイン、社員による販売・運営手伝いなどに取り組んだ」

震災遺構として残す手伝い