米、自動運転車の指針修正へ 監督当局の権限拡大案を盛らず

 トランプ米政権はオバマ前政権が定めた自動運転車に関する政策指針を修正する。関係者が明らかにした。当初案の一部について、自動車業界から懸念が示されていた。

 関係者によれば、チャオ運輸長官がミシガン州で12日公表する修正指針では、自動運転車の安全性を監督する連邦当局に新たな権限を付加する案が削られる。一部企業は、販売前の段階で自動運転システムの認可・不認可を当局が決定できるようにするなどの権限拡大に反対していた。米運輸省道路交通安全局(NHTSA)には現在、こうした権限はない。

 指針修正は自動運転車に関するトランプ政権の初の公式声明の一環として公表される。関係者によると、方向性の修正はあるものの全般的には自動運転車の試験と検証を強化する前政権の取り組みを引き継ぐ見通し。(ブルームバーグ Ryan Beene)