「iPhoneX」記者が試す 顔認証・アニ文字…最新機能は (1/3ページ)

アイフォーンXの新機能、アニ文字。画面を見つめる利用者の表情に合わせて絵文字の表情も変わる=12日、カリフォルニア州クパチーノ(小雲規生撮影)
アイフォーンXの新機能、アニ文字。画面を見つめる利用者の表情に合わせて絵文字の表情も変わる=12日、カリフォルニア州クパチーノ(小雲規生撮影)【拡大】

 米IT大手アップルが12日に開いた新製品発表会での一番人気は、やはり顔認証機能を搭載したアイフォーンX(テン)だった。顔認証機能では画面側にとりつけられたカメラやセンサーが、顔の上に3万以上の目にみえない点を投射するようにして顔の形や向き、鼻や頬の高さといった特徴を認識。個人を識別するのだという。

 暗い場所でも識別

 このため眼鏡をかけた顔を登録した利用者が眼鏡を外した状態で画面を見つめた場合や、暗い場所でも、アイフォーンXは利用者を識別することができる。アップルの担当者は「アイフォーンは利用者がロックを解除する度に顔を認識し直すので、毎日少しずつひげが伸びるといったケースでも間違えることはない」と話す。

 ただし、双子のように顔がそっくりな人物が本人以外にもいる場合には問題も起こりえる。クック最高経営責任者(CEO)は発表会で、SFドラマ「スター・トレック」のエピソードを引き合いに出して、「邪悪な双子の片割れがいないといいのですが」とジョークで会場を笑わせた。アイフォーンXには家族で端末を共有する場合なども考慮して、暗証番号による認証も残されている。

 発表会の会場で、アイフォーンXの顔認証の様子を披露してもらった。担当者が自分の顔を登録した端末に顔を向けると、画面上部のカギのマークが外れた状態に変化して利用可能になる。しかし同じ端末に私が顔を向けてみても何の反応も起きない。担当者に「私の顔を登録してもらうことはできないか」と頼んでみたが、「気持ちは分かるけれど、すべてのメディア関係者にそれをやれば延々と時間がかかってしまう」とやんわりと断られてしまった。

わずかな変化を感知

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