【Sakeから観光立国】「酒サムライ」が「和牛マフィア」とタッグ クールジャパン國酒の会 (1/2ページ)

壇上から会場を盛り上げる(前列左から)和牛マフィアの浜田寿人氏、ネッツトヨタ名古屋の小栗成男社長、堀江貴文氏=名古屋市中区の名古屋観光ホテル
壇上から会場を盛り上げる(前列左から)和牛マフィアの浜田寿人氏、ネッツトヨタ名古屋の小栗成男社長、堀江貴文氏=名古屋市中区の名古屋観光ホテル【拡大】

 □平出淑恵(酒サムライコーディネーター)

 『クールジャパン國酒の会』が今年も8日に名古屋市内で開かれた。民進党の古川元久衆議院議員発案のもと、座長の名古屋大学、佐藤宣之客員教授、共同発起人として、ネッツトヨタ名古屋の小栗成男社長を中心に発足した『中部からクールジャパン発信委員会』が2014年から、毎年開催してきた。

 小栗氏は、財界人として現在国内唯一の「酒サムライ」(日本酒のアンバサダー)である。

 今回は、日本の至宝である和牛を世界へ広めるアンバサダーユニット『和牛マフィア』を結成したホリエモンこと堀江貴文氏、浜田寿人氏の全面協力によって、和牛と國酒のコラボレーションを目指した。

 調達した肉は全て、世界初の完全会員制和牛精肉店「WAGYUMAFIA THE BUTCHER’S KITCHEN」(東京・西麻布)から提供された最高級食材だ。

 メニューのアイデアは、堀江氏が今回のイベントのためだけに考案。会場でも堀江氏と浜田氏が牛肉の塊をさばく「リブロース磨き」の技を披露した。日本酒と魚介類の相性は広く知られるところだが、日本酒と和牛のペアリングに挑戦した今回の國酒の会は、全国に広がる各地域の酒蔵と和牛の世界発信の可能性を感じさせるものとなった。

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