虫歯や口臭予防のために、細かい動きで歯を磨くことができる電動歯ブラシが人気だ。振動に特徴がある製品やアプリと連動するタイプ、ブラシ部分を工夫した商品などが登場している。
パナソニックの「ドルツ EW-DP51」は、従来製品よりも歯垢を除去する力を高めるため、横だけではなく歯を軽くたたくように振動させている。飲み物などで歯の着色が気になる人向けに「ステインオフ」といった5つのモードを備えた。磨きにくい部分などに専用の6種類のブラシも用意。色は黒、シルバー、ピンクの3種類で、いずれも店頭想定価格は3万5000円前後だ。
フィリップスの「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマート」は、スマートフォンの無料アプリと連動。内蔵のセンサーが歯磨きの癖をチェックして指導する機能がある。舌の汚れ取りなどのブラシが4本付き、交換時期を自動で知らせてくれる。
ケースのある青色タイプで、店頭想定価格は4万2000円前後。
オムロンヘルスケアの「メディクリーン HT-B315」は、ブラシ部分を歯との隙間ができにくくし、歯並びに合わせて磨きやすいように角度をつけた。奥歯磨きに適したタイプの替えのブラシは従来品よりも約20%小さく、先端が細いアーチ形状になっている。奥まで届いてしっかり汚れをかき出せるという。店頭想定価格は1万6000円前後。