北電子(東京都豊島区)とグローリーナスカ(東京都墨田区)は7日の東京を手始めに大阪(12日)、名古屋(22日)の3都市で「NEXT INNOVATION FORUM 2017~遊動で一歩先を行くホール経営を~」と題したセミナー&展示会を共同開催した。
同セミナー&展示会は、両社のコラボレーションにより生み出された新システム「遊動分析」を活用。同システムは、北電子のホールコンピューター「VORFORCE」と、グローリーナスカの会員管理システム「P・BANK EXSIM」およびカードシステム「G8 EXSIM」を連携。台ごとの遊技人数や顧客の動線、投資金額などを見える化し、よりつまびらかに顧客の遊技動向を把握するツールとして昨年9月にリリースされた。
12日には大阪市浪速区のホテルモントレグラスミアで催され、近畿各地から大勢のパチンコホール関係者が来場。当日は、「遊動」をはじめとした製品展示が行われる傍ら、セミナー会場では、北電子とグローリーナスカの遊動プロジェクトチームが同データに基づいたホール経営のヒントを打ち出したほか、ぱちんこジャーナリストPOKKA吉田氏が遊技業界のトレンドについてレクチャー。POKKA吉田氏は、規則改正の内容やこれによる影響について分かりやすく解説。いたずらに不安を先行させず、足元を見て日々のオペレーションに務める大切さを強調しつつ、その中で「遊技機の撤去や、消費税の税率が10%になったときに素早く対応できるシミュレーションは必須」と指摘。生き残っていくことで先々の道も見えてくると伝えた。(ニュース提供LOGOS×娯楽産業)