ひょう被害、起きやすい地域は? 東京海上、ビッグデータでリスク地図化 (1/2ページ)

 東京海上日動火災保険は気象などのビッグデータを使い、世界中のひょうが発生しやすい地域を特定する分析モデルを開発した。ひょうは建物や農産物などに大きな被害をもたらしており、被害軽減に役立てる。ひょう被害の詳細な実態把握や予測は困難とされていて、同社は「ひょうの被害リスクが解析できたのは初めてではないか」としている。

 東京海上が開発した分析モデルは、人工衛星や各国の気象データ、地形データといったビッグデータを独自に解析して開発。ひょう被害の発生リスクを世界地図上に落とし込み、6段階に色分けした。地図を拡大することで、市町村レベルのリスクまで表示することができる。

 この分析モデルで、ひょうが多いとされている米国南部やバングラデシュなどでリスクが高いことが再確認できたほか、アラビア半島沿岸部などでも高いことが新たに判明。日本でも、関東の一部や関西にひょうのリスクが高めの地域がみられた。