NHK経営委の石原進委員長、常時同時配信「補完でいい」 記者団に見解

NHK経営委の石原進委員長(納冨康撮影)
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 NHK経営委員会の石原進委員長(JR九州相談役)は26日、NHKが20日にテレビ放送とインターネットの「常時同時配信」に関し、本来の業務であるテレビ放送を「補完」する役割として無料で平成31年度に開始すると表明したことについて、「補完でいい」との認識を記者団に示した。同日の経営委員会終了後、記者団の質問に答えた。

 同局は2020(平成32)年東京五輪前の開始を目指しているが、民放からは「スケジュールありきだ」などと批判が相次いでいる。NHKが同時配信を実施するには放送法の改正が必要で、視聴者や国民の理解が不可欠となる。

 石原委員長は「31年度まで同時配信ができるよう最大限の努力を続けていくが、国会の同意が必要なので、NHKが努力しても間に合わない場合もある」と見解を述べた。