【スポーツi.】多機能化する中継技術の進化 フリーランスプランナー・今昌司 (2/4ページ)

モニター室で映像を確認するエンジニアたち(ブルームバーグ)
モニター室で映像を確認するエンジニアたち(ブルームバーグ)【拡大】

 12年ロンドン五輪では、水泳シンクロ競技で画期的な映像技術が使われた。NHKが開発した「ツインズカム」という水上と水中で2台のカメラを同時に使用するシステムだ。2つのカメラで撮影した映像を水面を境に合成し、水上と水中が一体となった映像を見ることが出来る。それまでは、水上の演技を映し出すカメラを主として時折水中画面に切り替える、という中継が一般的だったが、シンクロ競技の見えざる水中の演技をも同時に、一体画面として映し出すことに成功している。

 そして、リオ五輪と言えば、VR(仮想現実)の登場である。今ではさまざまな産業分野で活用されるVR技術も、その実証の現場となったのはスポーツだ。リオ五輪では、米NBCが五輪ホスト局であるOBS制作のVR映像を計85時間も放送している。ゴーグル型装置を装着しなければならないものの、競技の場にいる感覚で中継映像を見ることができる体験は、スポーツ観戦に新たな魅力を生み出した。独ブンデスリーガでは昨季より、VRストリーミング技術の先端企業ネクストVRと米FOXが提携し、ライブ中継によるVR国際映像を配信。VR放送は全世界的に拡大していく様相を呈している。

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