【スポーツi.】多機能化する中継技術の進化 フリーランスプランナー・今昌司 (3/4ページ)

モニター室で映像を確認するエンジニアたち(ブルームバーグ)
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 ◆プロ野球で4D実験

 また、8月に札幌ドームで行われたプロ野球の北海道日本ハム対オリックス戦では「4D REPLAY」という技術を用いた映像制作の実証実験が行われた。同技術は例えば、打者がボールを捉える瞬間を360度方向から自由な視点で見ることを可能にする。米インテルがイスラエル企業のリプレイ・テクノロジーズを買収し、米プロスポーツ中継などで運用する「360°REPLAY」という3D合成による映像再生技術に、“時間”という4次元概念を足した映像制作システムである。3D合成映像に時間を足すことで、「4D REPLAY」による自由視点映像の生成時間は僅か5秒強に短縮されるという。自由視点映像を制作するために設置した球場内カメラは100台で、全カメラをリモートで同期制御する。このシステムが常設されていれば、ホームベース上のクロスプレーなどビデオ判定にも活用できる。しかも、視点を自由に可変できるため誤審を見逃すことはない。加えて、試合のハイライトやアーカイブ映像として活用されるようになれば、より一層、ファンの観戦満足度は高まるであろう。

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