【スポーツi.】多機能化する中継技術の進化 フリーランスプランナー・今昌司 (4/4ページ)

モニター室で映像を確認するエンジニアたち(ブルームバーグ)
モニター室で映像を確認するエンジニアたち(ブルームバーグ)【拡大】

 同じく8月の浦和レッズの鈴木啓太選手の引退試合では、「4K HDR」技術を用いて中継された。太陽光が直射する場所と日陰を同時にカメラで捉えると、プレーの視認が難しいほどのコントラストが生まれるが、全く違和感なく明るく鮮明度が高い映像として再現する。簡単に言えば、カメラが捉えられる明るさの幅が広がったということ。何よりも、画像の鮮明度が格段に高まり、ズーム映像では芝の飛び散る様も見える。

 HD、4K、そして8Kと、映像の解像度が革新的に高まりつつある中、プレーそのものをよりリアルな臨場感で映し出す技術はスポーツ中継に新たな醍醐味を与えている。スポーツ中継の本質的価値であるライブ、同時性に加えて、“リアル”という新たな魅力を現実のものにした最先端技術の進化を、この先も見続けていきたい。

                   ◇

【プロフィル】今昌司

 こん・まさし 専修大法卒。広告会社各社で営業やスポーツ事業を担当。伊藤忠商事、ナイキジャパンを経て、2002年からフリーランスで国際スポーツ大会の運営計画設計、運営実務のほか、スポーツマーケティング企画業に従事。16年から亜細亜大経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科非常勤講師も務める。ブログは(http://www.plus-blog.sportsnavi.com/umekichihouse/)

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