【群馬発 輝く】朝倉染布 伝統技術生かした最新の超撥水風呂敷 (3/4ページ)

女性の活躍も目立つ、朝倉染布の工場=群馬県桐生市
女性の活躍も目立つ、朝倉染布の工場=群馬県桐生市【拡大】

  • 朝倉剛太郎社長
  • 水をはじく超撥水風呂敷。100回以上洗濯しても撥水性が失われない

                  ◇

【会社概要】朝倉染布

 ▽本社=群馬県桐生市浜松町1-13-24 ((電)0277・44・3171)

 ▽創業=1892年7月

 ▽資本金=3800万円

 ▽従業員=102人

 ▽売上高=約13億5000万円(2017年4月期)

 ▽事業内容=染色整理、インクジェットプリント、販売

                □ ■ □

 □朝倉剛太郎社長

 ■マーケットの変化に合わせ強み生かす

 --大学卒業後、なぜ商社に進んだのでしょうか

 「客商売をやりたかったので。当時社長だった父よりも強い何かを持って帰ってきたかったというのもあった。ただ、任されたのは経理。タイ赴任などを経て9年弱勤め、経理については父よりも強くなって帰ってきたと思っている。海外駐在も経験し、すごく勉強になった」

 --風呂敷にたどり着いたのは

 「マーケットの変化に合わせて、自社製品も出していかないとならないとの思いから。和の文化を生かし、当社の強みの撥水加工を使おうと考えた。技術はあっても、デザイン力には苦労し、風呂敷デザインは、飽きられないように公募している」

 --人気が出るまでに苦労したことは

 「初めての自社商品で、価格を決めるところからマーケティング、製造販売まで全て手探り。個人に売るのがいいのか、ネットショップがいいのか-など試行錯誤の繰り返しだった。やっと10年経って事業っぽくなってきた」

 --会社経営で大切にしてきたことは

 「いかに食いつないでいくか。もともと水着の染色加工が業務の大半を占めていたが、遊泳用水着の需要の落ち込みなどから水着は現在、全体の40%ほど。このようなマーケットの変化に対応しなければならず、風呂敷が生まれた」

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