【群馬発 輝く】朝倉染布 伝統技術生かした最新の超撥水風呂敷 (4/4ページ)

女性の活躍も目立つ、朝倉染布の工場=群馬県桐生市
女性の活躍も目立つ、朝倉染布の工場=群馬県桐生市【拡大】

  • 朝倉剛太郎社長
  • 水をはじく超撥水風呂敷。100回以上洗濯しても撥水性が失われない

 --今後の展開は

 「繊維業界は企業が少なくなっていくと思うので、既存の事業は大切にしつつ、加工業務の領域を広げていく。ビジネスシャツを加工するなどしており、どんどんジャンルを増やし、強みである撥水加工の技術も磨きたい」

 --改めて目標を

 「染色の技術を生かし、スポーツ業界などに役立っていきたい。現状は厳しいが、地域とともにしがみついていく」

                  ◇

【プロフィル】朝倉剛太郎

 あさくら・ごうたろう 慶大卒。商社に入社し、タイ駐在の経験も。9年弱勤めて退社し、2002年に家業の朝倉染布に入社。07年から現職。46歳。群馬県出身。

                □ ■ □

 ≪イチ押し!≫

 ■10リットルの水を運べる「ながれ」

 超撥水風呂敷「ながれ」は、赤ちゃんのおむつカバーに使われていた撥水技術を発展させて生まれた。水が垂れると即座にはじき、布の上で丸々とした水玉ができる。96センチ四方の風呂敷で、10リットルの水をくんで運べるほどの撥水力を持つ。

 サイズは70センチ四方から96センチ四方、128センチ四方などがあり、生地は、定番の平織りをはじめ、和スタイルに合う「ちりめん」や、スカーフに使える「サテン」など多彩。柄は自社でデザインしたもののほかに、デザイナーからの公募で誕生したものもあり、生地、サイズなど合わせると計50種類以上ある。

 ただ物を包むだけではなく、折り方によって手持ちカバンになったり、肩掛けバッグになったりと、使い方も自由自在だ。

 「誰かにプレゼントするのにもいいんですよ」と朝倉社長。詳細は、ホームページ(www.nagare-furoshiki.com)で。

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