JR東海、新型新幹線「N700S」を公開 空気抵抗減り振動少なく

公開された、東海道新幹線の新型車両「N700S」の先頭車の車体=1日、愛知県豊川市
公開された、東海道新幹線の新型車両「N700S」の先頭車の車体=1日、愛知県豊川市【拡大】

  • 公開された、東海道新幹線の新型車両「N700S」の先頭車の車体=1日、愛知県豊川市
  • 東海道新幹線の新型車両「N700S」の先頭車の車体=1日、愛知県豊川市(JR東海提供)
  • 公開された、東海道新幹線の新型車両「N700S」の先頭車の車体内部=1日、愛知県豊川市
  • 新型車両「N700S」車両実物大模型の普通車=1日午後、愛知県豊川市
  • 新型車両「N700S」車両実物大模型のグリーン車=1日午後、愛知県豊川市

 JR東海は1日、東海道新幹線の新型車両「N700S」の先頭車の車体を、日本車両製造豊川製作所(愛知県豊川市)で報道陣に公開した。今後、塗装や内装を施し、来年3月に完成、走行試験に使う予定。

 公開された車体は従来のN700系に比べ、先端部の左右両側を立たせたことによって空気抵抗が減り、振動や騒音が少なくなるという。ヘッドライトは2割大きくし、照らす範囲を拡大、発光ダイオード(LED)を採用して明るさも向上させる。

 この日は客室の実物大模型も公開。停車駅に近づくと荷棚を明るくして乗客に注意を促し、忘れ物を防止する仕組みを取り入れたほか、普通車には窓側にしかなかったコンセントを全席のひじ掛けに設置。停車駅などを知らせる車内の液晶画面も大きくした。

 JR東海は、「N700S」を2020年度に投入予定。新幹線鉄道事業本部車両部の古屋政嗣担当部長は「今後主力になっていく車両。快適性、利便性の面で満足していただけるようにしていきたい」と話した。