ヤマト、27年ぶり値上げ開始 個人向け平均15%、140~180円

 宅配便最大手のヤマト運輸は1日の発送分から個人向けの運賃を平均15%値上げした。値上げ幅はサイズに応じて税抜きで140~180円。値上げは27年ぶり。荷物の受取場所を全国に約4000カ所ある営業所に指定すると運賃から税込みで54円割り引くサービスも始めた。

 インターネット通販の拡大に伴う荷物の急増でドライバー不足が深刻化。人件費や外部委託費が膨らんでおり、顧客に負担を求める。

 営業所受け取りによる割引も1日の発送分から。再配達を抑制し、ドライバーの負担を軽減する狙いがある。

 ヤマトは大口の法人顧客約1000社とも値上げ交渉を進めており、既に8割程度が値上げを受け入れている。大口顧客の運賃は個人より割安となっている。

 宅配便の個人向け運賃では、佐川急便が11月21日に税抜きで60~230円値上げするほか、日本郵便も来年3月1日に「ゆうパック」を税込みで110~230円値上げする。