日常生活の不便を発明で解消 ママのアイディア工房・鈴木未夏子社長 (2/2ページ)

ヒット商品となった「お弁当袋になっちゃう!!ランチクロス☆」。ひもを引っ張るだけで弁当箱を包むことができる
ヒット商品となった「お弁当袋になっちゃう!!ランチクロス☆」。ひもを引っ張るだけで弁当箱を包むことができる【拡大】

 ◆売り上げ倍々目指す

 次々に発明をする秘訣(ひけつ)を「頭の中に『不便なことはないか』と常に問いかけることで、ふとしたことからアイデアが浮かぶ」という。例えば自宅周辺の郵便ポストの場所がすぐには思いつかなくても、「郵便ポストどこだったかな」と頭の中に問いかけて外出すると、自然と郵便ポストが目に飛び込んでくるようになるといった具合だ。「発明が日常生活の一部になり、コンクール出品がモチベーションとなっている」

 16年には法人化し、本格的な事業化に乗り出した。ヒット商品のランチクロスを角形ではなく新たに丸形にして、高級雑貨や訪日外国人向けの土産物としての商品化を企画している。「丸形のランチクロスは他で見かけることがなく差別化につながる」。すでに強い関心を示す雑貨チェーンもあり、魅力ある商品開発にも取り組んでいる。

 「今年は昨年と比べて売り上げ倍増、来年はさらにその2倍増やすことを目指す」と成長を加速させていく。

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【プロフィル】鈴木未夏子

 すずき・みかこ 共立女子大国際文化卒。物流機器メーカー、インド綿雑貨の卸業を経て、2016年2月ママのアイディア工房を設立し、現職。43歳。東京都出身。

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【会社概要】ママのアイディア工房

 ▽本社=東京都品川区小山3-27-5-605

 ▽設立=2016年2月

 ▽資本金=100万円

 ▽従業員=1人

 ▽事業内容=オリジナルアイデアグッズの企画・製造・卸・販売