【日本発!起業家の挑戦】「スマ勉」世代にノート共有アプリ提供 (1/6ページ)

勉強ノートを共有するプラットホームを事業化したアルクテラスの新井豪一郎社長
勉強ノートを共有するプラットホームを事業化したアルクテラスの新井豪一郎社長【拡大】

 □アルクテラス社長・新井豪一郎氏に聞く

 ディスラプト(破壊)の難しい既存産業界はいくつかあるが、その一つに教育業界がある。エドテック(教育とテクノロジーを組み合わせた新しいビジネス領域)が盛んになる一方で、サービスを提供するスタートアップの多くが苦しい状況に置かれているのが現状だ。

 アルクテラス(東京都世田谷区)の新井豪一郎社長は、より良い教育を提供するためにボトムアップのアプローチをとる。同社の開発した勉強ノート共有プラットホーム『Clear』は、生徒や学生がノートを通じてお互いに学習を助け合い、同社はそこから利益を得ている。

 --エドテックで興味深いアプローチを取られていますね。サービスを教えてください

 「主力製品はClearです。生徒や学生が勉強ノートを他の生徒・学生と共有できるプラットホームをウェブとアプリで提供しています。ノートに人気が出れば、公開するユーザーはアクセスに対して課金することさえできます」

 ◆世界の中高生中心

 --ユーザーを教えてください

 「世界中に150万人のユーザーがいます。多くは中学生と高校生で、主に学校の定期試験や入学試験の勉強のために、参考書代わりに使っています。例えば数学の試験勉強をしていて分からないところが出てきたら、他の生徒が問題の解き方を分かりやすく解説したノートを見つけることができます」

 --日本のように学校のカリキュラムが標準化されている国では、このプラットホームに人気のある理由が理解できます。全国レベルで数種類の教科書を同じ学年の生徒が同じ時期に学ぶことが普通だからです。他国の市場ではどのように受け止められていますか

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