【日本発!起業家の挑戦】「スマ勉」世代にノート共有アプリ提供 (2/6ページ)

勉強ノートを共有するプラットホームを事業化したアルクテラスの新井豪一郎社長
勉強ノートを共有するプラットホームを事業化したアルクテラスの新井豪一郎社長【拡大】

 「新しい市場を評価するときに最も重視しているのが、国が定めた、標準化されたカリキュラムがあることです。日本の学習指導要領に当たるものです。いま、海外で最も大きな市場がタイ、台湾、中国、そしてインドネシアです。各国の言語でプラットホームを提供しています。いずれの国にも標準化カリキュラムと生徒たちが学習面で助け合う文化があります」

 --勉強を教え合う文化は万国共通だと思っていましたよ。生徒はみんな助け合いたいものでは?

 「実態を知れば驚きますよ。お国柄なのか、中学生や高校生がお互いを競争相手としてみていて、競争相手が自分より良い点を取るのを助けることに意味を見いださないという市場がいくつかあるんです。文化的な問題なので、新しい市場への参入を決定するときには、この点も注意深く観察します」

 --サービスを大学のノート共有まで拡大しないのですか

 「ユーザーの中には小学生や大学生もいますが、大学では教授や講師によって異なる教材や書籍が用いられ、カリキュラムもまちまちで、ノートの共有は中高に比べるとかなり難しいです。1人のノートが同じ科目名のクラスを履修する他のユーザーにとっても有益とは限らないからです。でも、公認会計士や司法試験などの専門職試験や資格試験の分野ではノートの共有が役立つはずなので展開を視野に入れています」

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