【日本発!起業家の挑戦】「スマ勉」世代にノート共有アプリ提供 (3/6ページ)

勉強ノートを共有するプラットホームを事業化したアルクテラスの新井豪一郎社長
勉強ノートを共有するプラットホームを事業化したアルクテラスの新井豪一郎社長【拡大】

 --エドテック分野での起業のきっかけは

 「星野リゾートのスキーリゾート事業を運営していたときのことです。コースの外でスキーをしていて、木に激突、あばら骨を3本折り、そのうち2本が肺に突き刺さる大事故に遭いました。このまま死ぬのではないかと思いながら仲間の助けを待つ間に、もし生き延びて東京に戻ったら、起業家としてキャリアをやり直そうと思いました。本当にやりたいことをやらなければ駄目だ。戦略コンサルタントになる前からなりたかった起業家になって、教育ビジネスをやらなければと思ったんです。複数のベンチャー経営に関わってきた、慶応ビジネススクール同期の白石由己君が創業に加わってくれることになりました」

 --アルクテラスは生徒の学習診断ツール「カイズ」を提供するほか、実際に塾の運営も行っていますね。小規模のスタートアップが複数の異なる事業を経営するのは難しいのでは

 「いいえ、そんなことはないんですよ。それぞれの事業を担当するチームがあり、もちろんいつもさまざまな課題が持ち上がりますが、ビジョンを掲げたり、良好なコミュニケーションを築いたりすることは、外から想像するほど難しいことではありません。ただ、チーム内で重要な役割を担っていたスタッフが会社を去るのを見送らなければならなかったことはあります」

 --それは、なぜ

 「事業の方向性を大きく転換しなければならない時期に、チームのメンバー全員が合意できないことがあります。新しい方向性に賛成できないメンバーは去っていきました」

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