【Bizクリニック】リリースは見出しとリード文が重要 (1/2ページ)

 □広報ブレーン代表取締役・管野吉信

 企業がニュースをメディアに取材・報道してほしいときには、一般にそのニュースの概要をまとめた「ニュースリリース」を作成する。全国をカバーするメディアには毎日、200~300本ものリリースが記者クラブ経由や郵送、メール、ファクスなどで送られてくる。取材、記事掲載の価値があると判断してもらうにはインパクトのある見出しと、要点を冒頭の文章に簡潔にまとめたリード文(前文とも言う)が重要だ。

 メディアは社会性、他にない特徴、ストーリー性、今日性、話題性を記事掲載の尺度としている。実際に新聞を見ると、見出しにこれらの尺度が織り込まれていることが分かるだろう。さらに記事のリード文はニュースの要点がそれだけで分かるようになっている。リリースも基本的に同様の書き方をすればいい。まず、リリースの見出しは新製品開発、他社との提携、海外進出などのニュースの要点を1行にまとめる。さらにニュースの社会性、他にない特徴、話題性などを1行追加し2行立てとすることを勧めたい。そうすれば、メディアがリリースの見出しだけで価値をある程度、判断できる。

 さらにリード文は、5W1H(だれが、いつ、どこで、だれと、何を、どうする)を簡潔にまとめ、見出しに1行付けた社会性、他にない特徴、話題性などを織り交ぜる。リリースはこの見出しとリード文でニュースの本質が分かるように仕上げるのが望ましい。

大切なことは記者をミスリードしないこと