ファナック、IoTで製造機器のデータ一元化 ものづくり基盤を稼働

 産業用ロボット大手のファナックは3日、製造業における生産性の向上と効率化を目的とした、ものづくりIoT(モノのインターネット)基盤「フィールド・システム」を2日に稼働を始めたと発表した。製造現場のさまざまなメーカーの機器に関するデータを一元化し、共有する。これにより小人数で24時間365日操業できる仕組みを整えられる。

 同システムでは、工作機械の加工時間の予測や、機器利用者の操作権限・操作履歴の管理といったアプリケーションが利用できる。開発にはAI(人工知能)ベンチャーのプリファード・ネットワークス(東京都千代田区)、米シスコシステムズ、米ロックウェル・オートメーション、NTTコミュニケーションズ、NTTデータが参加した。

 新たにサポートコールセンターを開設し、顧客からの問い合わせや不具合情報の受け付け窓口を一本化する。今後、国内の他の工作機械メーカーなどと連携してフィールド・システムを売り込む。当面は国内が対象だが、米国や欧州でも早ければ来年4月にもサービスを始める。