7万人が日本酒に乾杯! 普及へ全国一斉イベント 「日本酒ダンス」も披露 (1/2ページ)

「日本酒で乾杯デジタルフォトコンテスト」の大賞作品「きつねの嫁入り」
「日本酒で乾杯デジタルフォトコンテスト」の大賞作品「きつねの嫁入り」【拡大】

  • 日本酒で乾杯する酒造業界の関係者ら=東京都港区の明治記念館

 日本酒造組合中央会(東京、篠原成行会長)は、「日本酒の日」の1日、日本酒の美味しさや乾杯の楽しさを味わってもらうイベント「全国一斉 日本酒で乾杯!」を開催した。今年は外国人を含む7万人超が国内外から参加し、お酒と日本酒に合う肴に舌鼓を打った。

 昔は10月から酒造りを始める酒蔵が多く、10月1日を酒造りの元旦として祝う風習もあったとされ、中央会では1978年から10月1日を「日本酒の日」と定めている。

 今年で3回目を迎えたイベントは、会場や各地の飲食店に加え、SNSを通じて、「だれでも参加できる」企画として回を追うごとに盛り上がりをみせている。今回はメーン会場の明治記念館(東京)をはじめとした国内39都道府県のイベント会場などに7万1921人が参加し、日本酒人気を裏付ける盛りあがりを見せた。

 明治記念館では、全国各地から65種類もの日本酒が一堂に会し、関係者と一般公募で集まった日本酒を愛してやまない若者ら約450人が一斉に乾杯。乾杯の音頭をとった「日本酒で乾杯推進会議」の石毛直道会長は「今後も日本文化と日本酒の魅力を発信していきたい」とアピールした。

「日本酒ダンス」も初披露