【ハザードマップ】リライフコーポレーション/大西商事 (1/2ページ)

 ■財務基盤不安定で資金繰り逼迫

 ▼リライフコーポレーション リライフコーポレーションは9月29日に事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任した。

 同社は、不動産業を手掛ける共同商事の建築部門が独立する形で設立され、リフォーム工事を手掛けていた。環境負荷の低い商材を使用した人と環境にやさしい住まいづくりを提案。地域密着型の営業店を複数展開するなどして、2006年10月にグリーンシート銘柄に指定された。

 リフォーム事業のほか、モデルハウス的な役割も果たす生活提案型の複合商業施設「二十四節記」の運営も手掛け、06年9月期の売上高は11億6665万円に上っていた。しかし、たびたび赤字を計上するなど、財務基盤は不安定に推移していた。さらに、リーマン・ショック後は市況低迷から業容が縮小し、14年9月期には売上高が5億9985万円まで低下した。

 その後も抜本的な改善には至らず、今年に入ってからは取引先への支払いが遅延するなど資金繰りの逼迫(ひっぱく)が表面化。経営を支えきれなくなり、今回の措置となった。

 ▼大西商事 大西商事と関連の阪神エンジニアリングは9月13日までに破産手続きを弁護士に一任した。

 大西商事はもやし原料豆などの卸売りを手掛け、兵庫県下を中心に中・四国、中部地方などに営業基盤を構築。ピークの1991年6月期には売上高6億9124万円を計上していた。しかし、近年は年間の売上高が3億円台にとどまり、事業規模は縮小。原料価格が高値で推移する一方で、コスト上昇分を販売価格に転嫁できず、採算性が悪化するなど低調な業績が続いていた。

 こうした中、得意先の経営破綻に伴う焦げ付きの発生もあり事業継続が困難となったため、今年4月には事業を停止。グループ会社の阪神エンジニアリングとともに破産手続きを行うに至った。

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