【京都発 輝く】丸二 「京からかみ」壁紙など内装材で需要拡大 (5/5ページ)

体験施設「唐丸」で京からかみを製作する様子を見せる丸二の関係者ら=8月、京都市下京区
体験施設「唐丸」で京からかみを製作する様子を見せる丸二の関係者ら=8月、京都市下京区【拡大】

  • 西村和紀社長
  • 唐丸で販売している「京からかみ」関連商品。ウォールパネル(上)、体験キット(中)、スタンプ(下)

 --今後の目標は

 「僕らの任務は京からかみの需要を高めること。異業種の方々が興味を持つよう、新たなライフスタイル(生活様式)に提案し、京都の中で職人さん同士の技術を融合させた商品もつくれないかと考えている」

                  ◇

【プロフィル】西村和紀

 にしむら・かずのり 同志社大文卒。建材メーカーのINAX(現LIXIL)で営業マンをつとめた後、1993年丸二に入社。営業担当などを経て、2007年12月から現職。49歳。京都府出身。

                □ ■ □

 ≪イチ押し!≫

 ■体験キットやスタンプ売れ筋に

 丸二の京からかみの体験施設「唐丸」では女性の来訪者が増えており、関心を持ってもらおうと関連グッズの販売コーナーを設けている。

 売れ筋は、自宅でも気軽に京からかみを体験できる「スタンプ(はんこ)」(1350円から)や「体験キット」(2万7360円)。平安貴族は手紙や詩歌をたしなむ際に京からかみを使ったとされ、同社はこうしたグッズを通じ「京からかみの醍醐味(だいごみ)を知ってもらえるし、年賀状に使っていただくのもおすすめしたい」という。

 新たな用途として開発したインテリア商品が「ウォールパネル」(1万1664円)。光の陰影伝統の文様を立体的に表現する。一般消費者だけでなく、設計士やデザイナーらが飲食店などに飾る目的で、まとめて購入するケースもあるという。

今、あなたにオススメ
Recommended by