日の丸交通、外国人を本格採用 タクシー人手不足と訪日客増に対応 (2/2ページ)

日の丸交通に採用されたエジプト出身のモハメッド・モスアド・セリムさん
日の丸交通に採用されたエジプト出身のモハメッド・モスアド・セリムさん【拡大】

 採用された外国人は「仕事に対して前向きに取り組んでいる」(企画部の西川浩康課長)といい、売り上げを伸ばしている。特に外国人客から高く評価されているのが、得意の語学力を生かした観光タクシーの運転だ。7人に続く人材を見いだそうと、採用担当者が台湾に出向いて面談会を実施した。全員と面談できないほど応募者が殺到したため、2回目の開催を予定しており、これを機に採用活動を本格展開する。

 大和自動車交通など東京の大手4社は外国人対象の募集を行っていない。しかし、政府は訪日外国人を20年までに4000万人受け入れることを目標に掲げ、都内でタクシー需要が高まるとみられるだけに、日の丸交通に追随する動きが出てきそうだ。