東電「電気・ガス」セットで5%料金引き下げ 11月から、使用量少ない家庭を想定

 東京電力エナジーパートナーは6日、電力使用量が比較的少ない家庭向けの料金を、11月1日から引き下げると発表した。首都圏を中心とした地盤のエリアを対象に単価を見直し、顧客が新たにガスとセットで契約した場合、現在より最大5%程度安くなる。

 昨年4月に電力小売りが全面自由化された後、東電が首都圏で値下げするのは初めて。他社の攻勢で苦戦が続いており、従来の契約から今回見直した料金メニュー「スタンダードプラン」への切り替えを促し、顧客をつなぎ留めたい考えだ。

 値下げ対象の料金は単身世帯などを想定している。東電の「従量電灯B、30アンペア」契約で200キロワット時と、東京ガスの一般料金で20立方メートルを毎月使う家庭の場合、電力の新メニューと東電のガスに切り替えると、年間4800円程度得になる計算だという。

 電気料金は静岡県の一部と山梨県を含む関東エリア全域で引き下げるが、ガスとのセット契約は神奈川など1都6県の一部地域が対象となる。

 また、2017年度のガス契約目標を従来の4万件から10万件に引き上げた。9月末時点で約3万件を獲得した。