BIMは、建築物の3D設計データ、材料、コストなどのあらゆる情報を取り込み、仮想空間上に建築物をつくる手法。平面図では分からなかった設計上の齟齬(そご)が一目瞭然となる。関係者間でイメージ共有が容易になるほか作業のやり直しも減るため、工期短縮や現場の生産性向上が期待されている。東京五輪・パラリンピックのほとんどの施設でBIMが適用され、今後の需要拡大が見込まれている。
ワイズスタッフの田澤由利社長は「仕事をしていない女性の技術者が活躍する場をつくり、建設業界の人手不足と長時間労働を是正する働き方改革を実現するため、4社で協力していく」と話している。