【トップは語る】ユニー・ファミリーマートHD コンビニは出店数より質追求 (1/2ページ)

高柳浩二(ユニー・ファミリーマートフォルディングス代表取締役社長)インタビュー=東京都豊島区東池袋(宮川浩和撮影)
高柳浩二(ユニー・ファミリーマートフォルディングス代表取締役社長)インタビュー=東京都豊島区東池袋(宮川浩和撮影)【拡大】

 □ユニー・ファミリーマートHD社長・高柳浩二さん(65)

 --会社発足から1年経過したが、経営環境の変化は

 「ディスカウント店やドラッグストアなども食料品を扱うようになり、競争環境が厳しくなっている。また、消費者の低価格志向も強くなっている。このため、傘下の総合スーパー(GMS)ユニーと、コンビニエンスストアを手掛けるファミリーマートは5月に値下げした。ただ、価格競争に邁進(まいしん)することはない。価格戦略は市場を見ながら対応していきたい」

 --コンビニの国内市場に飽和感はないのか

 「コンビニ1店舗当たりの売上高は良くても微増と、そろそろ限界が見えてきたと認識している。ファミマは国内で約1万8000店だが、数を追うよりも品質を高めていく。(レジなどの)自動化などにも投資をして人手不足の対応も進める」

 --コンビニの品質を高めるとは

 「他社に比べて手薄だった金融事業を強化する。電子マネーやクレジットカード、ポイント、銀行業などを組み合わせた新しいサービスを2年以内に提供したい。資本業務提携で合意したドンキホーテホールディングスとも、金融事業で連携する方向で話をしている。また、統合したサークルKサンクスの店舗を来年夏までにファミマに統一する計画だが、前倒しで進めたい。転換した店は、売り上げが1割以上増えるなど効果が出ている」

不採算店はドンキに転換