連合、ベア2%要求へ 4年連続、定昇と合わせ4% 18年春闘

 労働組合の中央組織である連合が2018年の春闘の統一要求で、従業員の基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)幅を16、17年と同様に「2%程度を基準」とする方針を固めたことが18日、分かった。働いた年数に応じて基本給が増える定期昇給(定昇)も2%程度とし、合わせて4%程度の引き上げを求める。

 ベアの統一要求は5年連続で、ベア2%を目標に明記するのは「2%以上」とした15年から4年連続となる。連合は19日の中央執行委員会で春闘の方針について議論し、11月の中央委員会で決定する。

 来年の春闘では、中小企業と大手企業の賃金格差是正を図るため、中小の労働組合や非正規労働者の賃上げに向けた取り組みを強化し、「底上げ春闘」を今年に続きスローガンとする。

 また、長時間労働是正に労使が積極的に取り組むことを目指し、最重要課題に掲げる。賃上げが、個人消費の拡大を進めることが、デフレ脱却には不可欠であることも強調。残業時間を抑えても、従業員の収入は減らないような仕組み作りを検討するなど、賃上げと働き方改革の両立を狙う。