セブンとヤマト、宅配便などの配送にEV導入 物流で国内初

小型電動トラックに充電するセブン-イレブン・ジャパンの古屋一樹社長(右)ら=19日、東京都日野市
小型電動トラックに充電するセブン-イレブン・ジャパンの古屋一樹社長(右)ら=19日、東京都日野市【拡大】

 セブン-イレブン・ジャパンとヤマト運輸は19日、三菱ふそうトラック・バス(川崎市)の小型電動トラックを商品や宅配便の配送に導入すると発表した。量産型の電気自動車(EV)を物流で本格的に活用するのは国内で初めて。

 セブンとヤマトは首都圏でそれぞれ25台導入。課題を洗い出し、本格運用を目指す考えだ。

 導入するのは三菱ふそうの「eキャンター」で、1回1時間半の充電による航続距離は約100キロ。従来のディーゼル車よりも走行コストは大幅に安いという。排ガスや騒音を出さないEVは都心部の配送に向いている。

 セブンは配送センターから店舗への近距離の冷蔵商品配送に活用。冷蔵トラックのEV配送は世界で初という。一方、ヤマトは通常の宅配便の配送や集荷に使う。

 3社は、投資額やコスト負担については明らかにしていない。

 東京都日野市で記者会見したセブンの古屋一樹社長は自社の配送トラックの15%がハイブリッド車(HV)など環境配慮型とした上で「EV導入を機に、(環境対応を)一気に加速させたい」と話した。