総菜、温度管理徹底求める O157で群馬県が指針

閉店した前橋市の「でりしゃす六供店」=9月20日午前
閉店した前橋市の「でりしゃす六供店」=9月20日午前【拡大】

 埼玉、群馬両県の系列総菜店「でりしゃす」でポテトサラダなどを食べた客が腸管出血性大腸菌O157に感染した集団食中毒で、群馬県は20日、客が自ら料理を取り分ける量り売り方式の総菜店を対象に、食品の温度管理の徹底を求める衛生管理指針を策定した。

 でりしゃす六供店(前橋市)が量り売り方式で販売した炒め物などを食べた女児(3)が死亡したことを受け、検討していた。県によると、同方式の総菜店を対象とした指針は全国初という。

 指針では、サラダなど非加熱の食品は10度以下、加熱食品でも販売場所を25度以下に保つほか、総菜は調理後4時間以上陳列しないこと、総菜を取るトングを1品ごとに用意し頻繁に交換することなどを定めている。県は今後、対象の店舗に指針を配布し、衛生マニュアル作成を求める。

 でりしゃすは、集団食中毒を受け、全17店が閉店。菌が混入した経路は判明していない。