【ベンチャー支援の現場から】政投銀、中国地方対象に起業家向けビジコン (1/2ページ)

中国地方に本社を置くサポート企業の関係者ら
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 ■女性目線の事業モデルを発掘

 日本政策投資銀行(DBJ)は中国地方で、女性の起業家を対象としたビジネスプランコンテストを開催する。同行は全国規模の「DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」を毎年実施しているが、地域単位で取り組むのは初めて。中国5県で地元経済の活性化につながるようなビジネスモデルを発掘、その成果を踏まえて他のエリアでも順次展開していく考えだ。

 開催するのは「中国地域女性ビジネスプランコンテスト SOERU(ソエル)」。SOERUには、ビジネスにプラスアルファの価値を添える、必要なサポートを添える、という意味を込めている。

 40人程度の応募者を見込んでおり、最終的に10人程度のファイナリストが2018年1月25日に広島市内で開かれるコンテストに臨む。大賞には1件、優秀賞には2件が選ばれる。このほか、起業によって仕事とプライベートのバランスが保てる充実した日々を手に入れた起業家に向けた「ワーク・ライフ・シナジー賞(2件)」も設けた。