【知恵の経営】全員が協力できる体制作る アタックス研究員・坂本洋介 (2/2ページ)

 これを教訓に、原社長1人が全てを決めるのではなく、経営判断は別にして可能な限り社員の総意で決められることはみんなで決めるようにしていった。

 そこで取り組んだのが人事制度の構築だ。未完成の部分はあるものの、全員参加によって、社員とのコミュニケーションが円滑に取れるようになり、女性特有の考え方を深く知る機会も得られた。

 制度構築の中で、女性が働きやすい環境の整備や社員主体の制度・ルールの構築が進められている。代表的なのが子連れ出勤だ。特に幼稚園や学校が夏休みの時期など子供を家に残すと不安があるため、子連れ出勤を制度化して、安心して仕事に集中できる環境をつくっている。このほかにもできることから一歩一歩取り組んでいる。

 女性活用だけに限らず、全社員で協力しあって仕事に取り組める環境を構築することは、全ての企業に共通して必要となる普遍的な考え方であろう。

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【会社概要】アタックスグループ

 顧客企業1700社、スタッフ170人の会計事務所兼総合コンサルティング会社。「社長の最良の相談相手」をモットーに、東京、名古屋、大阪、静岡でサービスを展開している。

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