【フロントランナー 地域金融】長野銀行臼田支店の保科真也支店長(2) (1/2ページ)

長野銀行臼田支店
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 ■残業なしで目標達成できる営業店に

 長野銀行臼田支店は営業担当者が少ないことから、支店長もさまざまな業務を担当しており、重点先への訪問や新規開拓に時間が取れない状況だった。そこで業績アップに向けた3つの課題を実現するために保科真也支店長はまず自身の業務を着任と同時に見直し、営業活動の効率化を徹底。重点先との面談や新規開拓に費やす時間を確保できるようにした。

 次に行ったのが“働き方改革”だ。営業担当者に限らず他店に比べて行員の残業時間が増加傾向にあり、これがパフォーマンスを下げる要因になっているのではないかと考えた。

 残業時間を減らす工夫として、毎日自分で今日やるべきこと、退社目標時刻を決めてもらい、朝礼で発表してもらう取り組みを始めた。限られた時間で動き方を考えなければならないため、普段から効率的に業務を行う習慣づけにもつながるとの狙いで、その結果、残業時間は大きく短縮。隙間時間を見つけてセールスを行うなど、自主的に工夫する動きもみられるようになった。

 「より高みを目指すため常にチェンジできることがないか考えて行動しています。駄目なときはすぐに止めればいいだけ」と保科支店長は話し、ゆくゆくは“残業なしで目標も達成できる営業店”となることを目指しているという。

 改革の一環として、行員の営業目標に対する意欲を高めるための工夫も行った。

 臼田支店のような小規模店舗では、一人一人の自主性を高めて、少数精鋭として活躍してもらうことが欠かせない。そこでパートを含めた全員に、法人や個人、ローン商品といった推進項目のうち必ず1つは担当項目を持たせ、責任者となってもらった。

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