自公3分の2超 経済界、安定的な政権基盤を歓迎 財政再建など実行力期待

記者会見する経団連の榊原定征会長=23日、東京都千代田区
記者会見する経団連の榊原定征会長=23日、東京都千代田区【拡大】

 衆院選での与党勝利に経済界からは23日、アベノミクスが評価されたとし、今後も財政再建など政策の着実な実行を求めた。経団連の榊原定征会長は定例会見で、「安定的政権基盤が維持、強化され、政策の継続的かつ着実な実行が期待でき、経済界としてこの結果を大いに歓迎する」と述べた。その上で「安定基盤であるだけに、消費税率の引き上げや社会保障制度改革など、痛みの伴う改革にも勇気を持って取り組んでほしい」と注文をつけた。

 また、日本商工会議所の三村明夫会頭は「安倍晋三政権の経済再生に向けた取り組みや外交などの実績に対する評価と、今後の堅実な政策の遂行への国民の期待を反映したものと受け止めている」との談話を発表。「潜在成長率を高めるための政策推進が重要で、成長の障害になっている人手不足の克服と生産性向上の実現に尽力してほしい」と要望した。

 経済同友会の小林喜光代表幹事も「今回は18、19歳の若者には初の政権選択選挙。若年層の未来を左右する諸課題である生産性革命、人づくり革命などの論戦を期待したい」とのコメントを発表した。憲法改正については「現実的になる中で、国民にみえる形での丁寧な論戦を期待したい」とした。