【東芝臨時株主総会詳報】(3)「神戸製鋼からの購入1600品種」「現時点で安全性の問題はない」 (3/3ページ)

会場受付へ向かう株主ら=24日午前、千葉市美浜区 (川口良介撮影)
会場受付へ向かう株主ら=24日午前、千葉市美浜区 (川口良介撮影)【拡大】

 桜井直哉上席常務「指摘の通り03年から委員会等設置会社になり、先進的なガバナンス(企業統治)の会社とみなされたが、不正会計でガバナンスの不正が明らかになった。経営トップの影響力がガバナンスを不正にしてきたのは否めない。当時は社外取締役を入れていたが、社内取締役と社外取締役のバランスが悪く、社外取締役も一部にとどまった。会計不正を防ぐような会計の専門家がメンバーにいない問題点もあった。ガバナンスの本来機能の発揮が不正会計後のガバナンス発揮の肝だ。社外取締役が過半数とし賛成を得ないと執行側の意見が通らなくしている。また、3委員会はすべて社外で構成する。取締役会としてのモニタリングを強化している。今回の改善がこれまでの反省の上に立った上で有効に機能することを期待している。形だけ整えても必要な情報が上がらないと機能しない。適切な情報が伝わるように注力している」

 前田新造社外取締役「15年以降、体制を刷新して社外取締役の影響力、牽制(けんせい)力は強化している。ただ、米原発事業の損失の事案があったのは痛恨だ。社外取の関与の度合い、意思決定の仕組みなどを含めガバナンスが改善しており、その努力をこれからも引き続き続けていく」

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