シャープ、8K動画を配信 18年度にもサービス開始、録画機も発売

シャープが12月に国内発売する8K対応の液晶テレビ「アクオス」
シャープが12月に国内発売する8K対応の液晶テレビ「アクオス」【拡大】

 シャープは25日、自社の液晶テレビ「アクオス」向けに、超高精細な「8K」画質の動画配信サービスを2018年度にも開始する方針を明らかにした。18年12月から始まる8K放送以外にも、映画やドラマ、スポーツなどユーザーが楽しめる番組を充実させることで、8K対応のアクオスの普及を後押しし、ソニーやパナソニックの有機ELテレビに対抗する。

 8K放送を録画できるレコーダーも発売する方針だ。大容量のハードディスクを搭載し、画質を落とさずに番組を保存できる方式を想定している。世界初の発売となった8K液晶テレビに続き、他社に先駆けて製品化したい考えだ。

 シャープは動画配信事業者と組んで「4K」画質のアクオスに対応した有料の配信サービス「ココロビデオ」を昨年6月に始めており、8Kも同様のサービスとする方向で検討している。現行の動画配信はインターネット経由で行われ、ユーザーは人工知能(AI)を備えたアクオスや専用の機器で受信し、視聴する。AIが家族の好みを分析し、お薦め番組を提案する機能などもある。

 高精細な次世代パネルを搭載したテレビでは、ソニーやパナソニックが今年6月に相次いで有機ELテレビを発売。これに対し、シャープは12月に国内発売する8K対応の液晶テレビを軸に販売を拡大したい考えで、競争が激化している。