記者が体験、AIスピーカー 「グーグルホーム」利用で気づいた重要ポイント (4/4ページ)

グーグルのAI搭載スピーカー「グーグルホーム」
グーグルのAI搭載スピーカー「グーグルホーム」【拡大】

  • ソニーが発売するAIスピーカー
  • グーグルの新製品「グーグルホーム」の発表会=10月5日、東京都港区

 ライバルの実力は

 ライバルはどうか。無料通信アプリを手がけるLINE(ライン)が10月5日に投入した「クローバウェーブ」の価格はグーグルホームと同じ1万4000円だが、こちらは税込みのため、やや割安感がある。

 スマホアプリのLINEと連携したサービスが特徴で、「パパに『早く帰ってきて』とLINEして」と話しかけると、登録した相手のLINEアプリにメッセージが送られる。食べ物宅配やタクシー配車など既にLINEアプリで実施しているサービスにも年末から対応する予定だ。

 アマゾンジャパンは、米国で最も普及が進んでいるAIスピーカー「アマゾンエコー」(価格未定)を年内に国内で発売し、各企業との連携サービスを始める。

 ソニーも12月9日、「LF-S50G」を発売する。市場想定価格は2万7000円前後。グーグル製のAIを搭載し、話し掛けると天気やニュースなどの情報を提供してくれるほか、テレビや音響機器などを操作できる。音響技術を生かし、360度に音楽が広がるように工夫した。

 AIスピーカーの顧客争奪戦を制するには、AIそのものの性能向上と外部企業との連携が欠かせない。各社の開発競争と取引先の囲い込みは、ますます激化しそうだ。(西岡瑞穂)