日産とスバル、無資格検査なぜ起こった? 「検査員」認定基準は各社で違い (2/2ページ)

スバルの製造ライン(同社提供)
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 Q 日産とスバルが問題を起こした背景は

 A 日産は「現場のコントロールが課題」(西川社長)としており、現場の判断で無資格検査が実施され、経営陣の改善指示がうまく伝わらなかったという。一方、スバルは無資格検査を誘発しやすい社内規定が30年以上前からあったとしており、両社の背景は異なる。

 Q 販売・業績への影響は

 A 両社とも国内販売には打撃で、特に出荷停止に追い込まれた日産は深刻だ。ただ、世界販売のうち、この問題が影響する国内販売の占める比率は日産は10%、スバルは15%程度と低く、連結業績への影響は現時点で限定的とみられる。

 Q 今後の焦点は

 A 日産は11月初旬を目途に国交省に調査結果と再発防止策を報告し、出荷を再開したい考え。スバルは来週半ばに国交省にリコールを届け出て、1カ月を目途に再発防止策を報告する。両社とも、正常化に向けた社内態勢の整備が課題となる。