サムスン営業利益2・8倍 7~9月期、過去最高

 韓国のサムスン電子が31日発表した2017年7~9月期連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比で約2・8倍の約14兆5300億ウォン(約1兆4600億円)で、四半期としての過去最高額を前期に続いて更新した。売上高は29・8%増の約62兆500億ウォンだった。

 半導体部門が全体の業績をリードし、前年同期と比べ3倍近くの9兆9600億ウォンの営業利益を出した。

 スマートフォン事業を扱うITモバイル部門は大画面のスマホ「ギャラクシーノート8」が好調で、営業利益が3兆2900億ウォンだった。「ノート7」の発火問題で不振だった前年同期の30倍を超えた。(共同)