西京味噌、新技術で食肉加工分野開拓 味付け簡単 微粒仕立て白みそ (2/2ページ)

プレスセミナーで新製品をアピールする西京味噌の本田純也専務=東京・代官山
プレスセミナーで新製品をアピールする西京味噌の本田純也専務=東京・代官山【拡大】

 通常、白みそを水に溶かすと粒子が底に沈みすぐに分離してしまうが、新技術で製造したものは3時間以上も懸濁したままで調味液として使用しやすく、インジェクターの目詰まりを起こすこともない。従来の3分の1以下の白みそで豚肉の西京漬けを製造可能で、熟成期間も半減、出荷前のみその除去や残渣処理も不要になるという。

 同社の本田純也専務は「インジェクター用の白みそが普及すれば、人手不足や材料費の高騰など顧客企業の負担も軽減する」とし、市場開拓に期待を寄せる。今後も新メニューの提案などを積極的に行いながら需要開拓を目指す。同社は創業から187年の老舗で、今回の新製品でも基本的な製法やレシピは従来のものを踏襲した。本田専務は「伝統部分は残しながら新たな技術開発で市場を開拓する進化する“老舗”の姿を示したい」と語った。

【会社概要】西京味噌

 ▽本社=京都市上京区室町通一条上ル小島町540

 ▽創業=1830年

 ▽設立=1984年

 ▽資本金=1000万円

 ▽従業員=91人(関係会社含む)

 ▽事業内容=みそ製造販売