【ベンチャー支援の現場から】オープンイノベーション後押し (3/3ページ)

開所式に臨んだ森トラストの伊達美和子社長(右)とCrewwの伊地知天社長=東京都港区
開所式に臨んだ森トラストの伊達美和子社長(右)とCrewwの伊地知天社長=東京都港区【拡大】

 伊地知社長は16歳のときに単身渡米。その後日本で2社、米国とフィリピンで1社ずつ起業している。日本で数少ないシリアルアントレプレナー(連続起業家)の一人。2012年にCrewwを創業したとき、本社はシェアオフィスだった。伊地知社長は「多くの起業家との交流があり、さまざまなアイデアが生まれたり消えたりしながら、一つのコミュニティーとして機能していた」と話す。

 「同じ志を持つものが同じ時間と場所を共有できる環境がベンチャーには必要。ノウハウを共有できれば、もっと速く事業が成長する」と考えていた。

 ちょうど、森トラストとCrewwのトップの思いがうまくかみ合った。両社による具体的な協議が始まったのは今年5月に入ってから。拠点のコンセプトや中身は走りながら考えた。

 「ベンチャーと大企業とがつながる新しい場にしたい」と語る伊達社長。ベンチャーとの協業で起業支援という新たな事業に進出し、日本経済の新陳代謝を促す。

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