アイシン、自動変速機の生産を強化 国内外各地で投資額計約1千億円

 トヨタ自動車グループの部品大手アイシン精機は31日、日本や中国の自動車メーカーによる自動変速機(AT)への需要が高まっていることに対応するため、国内外の各地でグループの生産体制を強化すると発表した。投資額は計約1千億円。

 岐阜県瑞浪市にAT生産の新会社「エィ・ダブリュ瑞浪」を設立し、他社から取得した工場を改修する。2018年12月に稼働し、従業員は750人で新規雇用も見込む。中国では生産ラインを増設する。

 ATを構成する部品工場の増強を併せて進め、福井県若狭町に新会社「エィ・ダブリュ工業・若狭」と新工場を設ける。18年5月の稼働で、従業員は当初50人とし、新規雇用を通じ将来的に300人体制にする予定。富山県入善町のアイシン新和は工場を拡張する。

 現状の980万台分の年間生産を20年に1250万台分とする計画だ。一連の生産強化で130万台分を増加でき、さらに投資を続けるという。