黒田電気、投資ファンド買収受け入れ 旧村上ファンド系との資本関係終わる

6月に行われた黒田電気の株主総会。本店に入る株主ら=大阪市淀川区(安元雄太撮影)
6月に行われた黒田電気の株主総会。本店に入る株主ら=大阪市淀川区(安元雄太撮影)【拡大】

 電子部品商社の黒田電気は31日、投資ファンドMBKパートナーズによる買収を受け入れると発表した。MBKパートナーズ系のファンドが黒田電気に株式公開買い付け(TOB)を実施し、完全子会社化を目指す。

 黒田電気によると、同社株を計35%程度持つ旧村上ファンド系は全株を手放す。順調に進めば、2015年から対立するなどしてきた黒田電気と旧村上ファンド系の資本関係は終わる。

 MBKパートナーズ系のファンドによるTOBは11月2日~12月15日で、黒田電気株を1株2720円で買い付ける。黒田電気の経営陣はTOBに賛同している。TOBの成立後、黒田電気は自社株の公開買い付けを行う。

 黒田電気によると、旧村上ファンド系はこれらに保有株のすべてを応募するという。手続きが順調に進めば黒田電気株は来年にも上場廃止となる。