【スポーツbiz】日本初のラグビーW杯、観客増加に知恵を (3/3ページ)

ラグビーのワールドカップ優勝杯を囲み、記念撮影する(左から)福岡堅樹選手、堀江翔太選手、大野均選手ら=9月20日、東京都渋谷区
ラグビーのワールドカップ優勝杯を囲み、記念撮影する(左から)福岡堅樹選手、堀江翔太選手、大野均選手ら=9月20日、東京都渋谷区【拡大】

 ◆認知度上昇策が急務

 また、日本開催を知っている人は61.4%。開催都市への認知では東京こそ55.8%あったものの、大阪28.2%、横浜22.8%で、大分に至っては2.6%しか知られていない。いずれも知らない層が33.6%と高く、試合会場と対象国を結び付けた認知度上昇策を急ぐべきだろう。

 目下、期間中の訪日客は約40万人を見込む。ラグビーW杯公式旅行代理店のJTBをはじめ、交通機関など各関連会社は、新たな客層の掘り起こしを模索する。

 民間シンクタンクのEY総合研究所が約4200億円、日本政策投資銀行は2330億円と試算する経済波及効果でも訪日客の占める割合は高い。

 訪日観光客増加を目指す政府の動きと連動し、開催自治体、民間も巻き込んだ知恵がラグビー界に求められている。(産経新聞特別記者 佐野慎輔)

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